台湾小話– category –
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台湾小話
高雄一日農夫ツアー Part 2 ~オレンジ一色プチトマ ト狩り~
トマトは野菜ですか? それとも果物ですか? ほとんどの日本人は野菜と答えますが、台湾人にとっては果物です。日本のトマトより台湾のは甘みがあります。そんな台湾のトマトの中でもオレンジのプチトマトは特に甘くて美味しい「果物」です。 前回ご紹介... -
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高雄一日農夫ツアー Part 1
読者の中には台湾の魅力に取り憑かれ、何度も旅行した人もいるでしょう。そんな方にちょっとディープな台湾旅を紹介します。もちろん、まだ台湾を訪れたことがない方にも参考になります。 高雄と言えば工業都市のイメージがあるかも知れませんが、近年では... -
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【台湾世界遺産候補地】眺め良し 登るも楽しい 新高山 ~玉山國家公園~
台湾に世界遺産がいくつあるか知っていますか? 答えは0。 国連に加盟していない台湾は、国連機関であるユネスコの世界遺産に登録できないのだ。 しかしながら世界遺産級の場所はたくさんある。台湾文化部文化資産局は国内外の専門家の意見を聴取し、18の... -
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【新南向政策】観光統計に見る蔡英文の成果
12月12日、台湾交通部観光局が今年の訪台旅行者数が1000万人を突破したと発表した。昨年より1日遅い達成だが、昨年が閏年だったことを考えると同程度のペースといえる。 2016年5月20日の蔡英文総統就任を機に「中国人観光客が減り、観光業が深刻な打撃を受... -
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台湾の言葉と日本人の出会い
1896年1月、台湾総督府民政局学務部は「新日本語言集」を出版した。この本は台湾人に日本語を教えるのに加え、日本人が台湾語を学ぶために作られた初の官制台湾語教科書だ。 本の緒言には「此書ノ撰修ニ就キテハ本部員故楫取道明同井原順之助同関口長太郎... -
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【日台交流】次世代に繋げる日台交流の「想い」
12/3(日)、名古屋で「日台若手交流会 大忘年会2017」が開催された。筆者が主宰する団体の話をするのは恐縮だが、今回はこの交流会を紹介したい。 日台若手交流会は2010年に名古屋で設立した。2010年12月から年2回のペースで大交流会を開催しており、今回で... -
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修学旅行を通した日台交流における地方行政~長野県を例として~
修学旅行を通して高校生が日台交流する様子を次の2件の記事で明らかにした。 記事でも触れたが日本に修学旅行で来ている外国人高校生の内、約4分の3が台湾人である。 そして台湾人高校生は都心部のみならず長野、熊本、静岡のような地方都市にまで足を運ぶ... -
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言葉の壁と向き合う
つい最近まで日台交流の分野では日本人と台湾人が当たり前のように日本語で言葉を交わしていた。 しかしそれは意思疎通を日本語世代の台湾人に頼りきっていたことを意味する。 今後日本語世代が少なくなるにつれて、我々は言葉の問題を避けて通れなくなる... -
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霊聖堂:火葬場の鬼から神様へ
屏東縣東港鎮に霊聖堂という廟がある。 この廟があるのは日本統治時代に火葬場があった場所で、付近には東港海軍航空隊の水上飛行場もあった。 日本統治時代以前の台湾には死者を火葬する習慣はなく、火葬場は日本人が作ったのが始まりだ。 伝統的に台湾人... -
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台湾バナナの危機を救え!
バナナ価格暴落! 「バナナの産地と言えば台湾」というイメージの方も多いだろう。しかし台湾のバナナ農家はいま危機的状況にある。 https://kato-hidehiko.asia/kaohsiung-farmer-tour3/ 次のグラフは台湾バナナの平均産地価格である。例年6~7月に底値と...