歴史– category –
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歴史
日本と台湾の兄弟建築を探して身近に台湾を感じよう!
台湾では日本統治時代の建物が今でも使われています。 有名なところでは台湾総統府があります。台湾総督府庁舎は1907年に日本初の建築設計コンペを行い、長野宇平治の基本設計案が選ばれました。この時の審査員は辰野金吾や伊東忠太など、当時の日本建築界... -
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台湾の敬天愛人・西郷菊次郎
NHK大河ドラマ「西郷どん」では鈴木亮平が演じる西郷隆盛が「菊池源吾」と名を変えて奄美大島に流されました。 西郷隆盛が奄美大島にいた1861年、二階堂ふみが演じる愛加那(とぅま)との間に長男・西郷菊次郎が生まれます。 この西郷菊次郎は後に台湾へ渡... -
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「理蕃飛行」と花蓮空港
台北から花蓮に日帰り旅行する方の中には飛行機で花蓮空港に降り立つ人も多いでしょう。 花蓮空港は日本統治時代に出来た空港で、日本の原住民(理蕃)政策で重要な役割を果たしました。 ところで初めて飛行機を見たときの感想を覚えていますか? 飛行機... -
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花蓮縣・舞鶴の台湾コーヒー物語
震災支援も兼ねて、旅行先に花蓮を考えている方もいるのではないでしょうか。 近年、台湾旅行のガイドブックは増えていますが、その多くは台北近郊や台南・高雄など台湾西海岸の紹介がほとんどです。花蓮の様な東海岸の情報はまだまだ少ないですね。 そこ... -
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現代に生きる蓬莱米の遺伝子
「台中65号」という米をご存じでしょうか? 台中65号は日本統治時代に台北帝国大学の磯永吉教授と台中農事試験場の末永仁技師が10年の歳月をかけて開発しました。日本統治時代の台湾で品種改良された日本米・蓬莱米の中でも特に有名な品種で、開発者の功績... -
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【台湾世界遺産候補地】眺め良し 登るも楽しい 新高山 ~玉山國家公園~
台湾に世界遺産がいくつあるか知っていますか? 答えは0。 国連に加盟していない台湾は、国連機関であるユネスコの世界遺産に登録できないのだ。 しかしながら世界遺産級の場所はたくさんある。台湾文化部文化資産局は国内外の専門家の意見を聴取し、18の... -
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台湾の言葉と日本人の出会い
1896年1月、台湾総督府民政局学務部は「新日本語言集」を出版した。この本は台湾人に日本語を教えるのに加え、日本人が台湾語を学ぶために作られた初の官制台湾語教科書だ。 本の緒言には「此書ノ撰修ニ就キテハ本部員故楫取道明同井原順之助同関口長太郎... -
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【KANO】85年の時を経て、蘇る日本と台湾の縁
2014年に台湾で公開された映画「KANO」は、日本と台湾の繋がりを再確認するきっかけとなった。 今回はKANOをきっかけとして、85年前の甲子園決勝戦を再現した日台野球交流戦を紹介したい。 詳細は拙著の電子書籍を参照。 KANOは日本統治時代の1931年、台湾... -
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【日台合作】台湾語を日本のメロディーに乗せて
台湾で聞き覚えのある日本曲のメロディーに乗せて、台湾語で歌っている曲を聴いたことないだろうか。古い曲でしばしば見受けられるが、日台合作ポップカルチャーの先駆けとも言える。 歴史を調べると日本統治時代初期からそのような楽曲が出現し、戦時中の... -
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小林三武郎:「もう一回さん」と呼ばれた巡査
台湾で神様として祀られている日本人は、台南の飛虎将軍や嘉義の義愛公が有名だ。今回は宜蘭で最近神様として祀られるようになった小林三武郎巡査を紹介したい。 小林三武郎巡査は名古屋出身で、日本統治時代に宜蘭で森林警官として勤務した人物だ。森林警...
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