片倉 佳史さんの新書「台湾のトリセツ」をご恵贈いただきました。
全編カラーで写真も盛りだくさんです😊
台湾に興味を持ち始めた人に、もう一歩踏み込んでもらう用にもってこいの一冊です。
すでにどっぷり台湾好きになってる人も楽しめます。
例えばよく知ったつもりの台北101でも、徹底解剖されています。新たに知ることも沢山ありました。
ぜひ手に取って読んでくださいね。
目次
目次
特集 美麗島 台湾の絶景を巡る
- 自然の造形美と文化景観に触れる
- 台湾の食を愉しむ
- 台湾の四季
- ノスタルジック歴史建築
- 心惹かれる現代建築
- 公共アートの世界
Part1 台湾の自然と地形
- 北東アジアの最高峰・玉山
- 台湾は渡り鳥の重要な拠点でもある
- 集団越冬をする珍しい蝶・ルリマダラの移動ルートを守る
- 台湾の自然と地質景観を探る
- 世界有数の地震多発地域
Part2 台湾の鉄道
- 成長を続ける台湾の鉄道
- 台湾巡撫・劉銘傳の理想とは?
- 台湾の社会を変えた縦貫鉄道
- 台湾が誇る阿里山鉄道の歴史
- 幻に終わった4路線の市内電車
- 台湾で守られ、親しまれる鉄道遺産
- 皇太子時代の昭和天皇も降り立った新竹駅
- 往年の面影を残すニッポンの駅
- 緑の大地を疾走する台湾高速鉄路
Part3 台湾の歴史
- 台湾海峡の歴史をたどる
- 鄭成功と清国統治時代
- 台湾の日本統治時代
- 台湾に君臨した19名の総督
- 戦後も台湾を支えた製糖産業
- 1923年の皇太子台湾行啓とは?
- 第七番目に開かれた台北帝国大学
- 3億票以上を集めた台湾八景
Part4 台湾の建築と産業遺産
- 往時の姿を保つ歴史建築群
- 台北101の技術と意匠の秘密
- 八田與一技師と烏山頭ダム
Part5 台湾の文化・景観
- 台湾マンゴーの歴史と今に迫る
- 興味深い台湾の信仰と宗教
- 台湾最大の宗教行事・媽祖巡行
- 個性あふれる世界遺産候補地
Part6 離島の文化
- 澎湖の玄武岩地形と人類最古の漁法
- 戦地の島、金門の歴史と今
- 福建東部の文化圏に属する馬祖
- 唯一の海洋民族が暮らす蘭嶼
- 台湾が実効支配する東沙島
- アジアの火種、南沙諸島の歴史
著者
片倉佳史(かたくら よしふみ)
台湾在住作家。武蔵野大学客員教授。台湾を学ぶ会代表。1969年生まれ。早稲田大学教育学部教育学科卒業後、出版社勤務を経て台湾と関わる。台湾に残る日本統治時代の遺構や建造物を記録するほか、古写真や史料の収集、古老や引揚者の聞き取り調査を進める。
著書に『台北・歴史建築探訪』、『台湾旅人地図帳』、『台湾に生きている日本』、『古写真が語る台湾 日本統治時代の50年』など。台湾事情や歴史秘話、日台の結びつきなどをテーマに講演をこなすほか、ツアーの企画なども行なっている。