台湾映画上映会を開催します❗
なんと一日に3作品を連続上映❗
酒井充子監督の台湾三部作「台湾人生」「台湾アイデンティティー」「台湾萬歳」を一挙上映します。
同時上映する機会はとても貴重です。三作品すべて観るもよし、興味ある作品や時間の都合がつく作品だけ観るもよし。
台湾好きが集まって楽しい時間を過ごしましょう😊
開催日時
2023年9月10日(日)
上映時間 | 上映作品 |
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9:30〜11:00 (9:15入場開始) | 台湾人生 |
12:30〜14:10 (12:15入場開始) | 台湾アイデンティティー |
15:00〜16:30 (14:45入場開始) | 台湾萬歳 |
会場
名古屋国際センター 第1研修室 (3階)
名古屋市中村区那古野1丁目47−1
参加費
1,500円/1作品
参加者
日本人または台湾人
※申し訳ありませんが、日本人・台湾人以外の方は対象外です
上映作品
台湾人生 9:30〜11:00
1895年から1945年までの51年間、日本の統治下にあった台湾で教育を受け、日本語を話すことができる“日本語世代”の人々。
酒井充子監督が“日本語世代”の5人にインタビューを行い、当時や戦後の話を通して、台湾と日本の密接な歴史を振り返る。
台湾アイデンティティー 12:30〜14:10
日本統治下で日本語教育を受け、晩年を迎えた台湾の人々が、たくましくひたむきに生きてきた姿を捉える。
敗戦により日本が去った後は、言論統制と弾圧の時代が長く続き、彼らの声は封殺された。
今、彼らが語る自らの体験は、私たちに何を問いかけるのか…。
台湾萬歳 15:00〜16:30
時代が変わろうとも、台湾の海に、大地に向き合い、汗を流して生きてきた人々がいる。
本作では「変わりゆく台湾」を描いた前2作に呼応するかのように「変わらない台湾」の姿を尊敬の念を込めて描いた。
台湾の原風景が色濃く残る台東縣―。
そこで暮らす人々の生活の中心には今でも「祈り」、「命への感謝」、「家族」がある。
いつしか日本人が失いつつあるものが、かつて<麗しの島>と呼ばれたこの島に生きている。
台東縣は人口約22万5千人。アミ族、ブヌン族、タオ族などの原住民族と漢民族系の人たちがほぼ半数ずつ暮らしている。
成功鎮は人口約1万5千人。
台湾の南東部、太平洋と山脈に囲まれ、もともとアミ族が暮らしていた地域。
1920(大正9)年、「マラウラウ(麻荖漏)」から「新港(しんこう)」に改称された。
1932(昭和7)年に漁港が竣工して以降、日本人や漢民族系の人たちが移住し、漁業と農業の街が作られていった。
日本人移民が持ち込んだ「カジキの突きん棒漁」がいまも続けられている。
酒井充子(さかいあつこ)
慶應大法学部卒後、メーカー勤務を経て新聞記者として活躍。
その後、蔡明亮監督『愛情萬歳』を観たことを機に、台湾への興味を深めていく。
「映画で台湾を伝える」ことを決意しドキュメンタリー映画制作の世界に入る。
2009年『台湾人生』を公開し、以後『台湾萬歳』など監督作品を多数発表し続けている。
プロフィール
■経歴
1969年、山口県周南市出身。
慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、メーカー勤務を経て新聞記者となる。
1998年夏、蔡明亮監督の『愛情萬歳』(1994年)を観て、作品の舞台となっていた台北を初めて訪れる。
その後、『悲情城市』(侯孝賢監督/1989年)のロケ地巡りで訪れた九份のバス停で、台湾人のおじいさんに流暢な日本語で話しかけられる。その折に日本人教師の思い出話を聞いたのをきっかけに、台湾への興味をより強く抱くようになる。
2000年、「映画で台湾を伝える」と決意し、ドキュメンタリー映画の世界に入り、台湾取材を始める。
2009年、台湾の日本語世代が日本への複雑な思いを語る初監督作品『台湾人生』が公開される。
■ドキュメンタリー映画作品
2009年 『台湾人生』
2013年 『空を拓く-建築家・郭茂林という男』
2013年 『台湾アイデンティティー』
2014年 『ふたつの祖国、ひとつの愛-イ・ジュンソプの妻-』
2017年 『台湾萬歳』
現在、台湾南東の離島、蘭嶼を舞台にした次作を準備中。
■著書
「台湾人生」(光文社知恵の森文庫)
注意事項
参加者の皆様が楽しく日台交流できるよう、次の点をご注意ください。
- 発熱など体調が悪い方は入場できません。
- 気軽な服装でお越しください。
- マルチ商法他、しつこい勧誘は禁止です。
- 当日の様子を伝えるため、主催者が写真や動画の撮影を行う場合があります。撮られるのがNGの方は、撮影スタッフにお申し出ください。
主催
日台交流サロン