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加藤秀彦の日台交流・台湾小話
2018.4.9(vol.10)
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みな さん
おはようございます!
今週も頑張りましょう!!
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《目次》
- 現代に生きる蓬莱米の遺伝子
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目次
1.現代に生きる蓬莱米の遺伝子
日本統治時代に台北帝国大学の磯永吉教授と台中農事試験場の末永仁技師が開発した蓬莱米・台中65号。
これを復活させて日本酒を造るプロジェクトが進められています。
また現在の日本でも台中65号から品種改良が続けられています。農研機構が2016年に登録した「やたのもち」というモチ米は台中糯70号(1984年台湾で登録)という台中65号にルーツを持つ台湾のモチ米が親になっています。
台中65号にルーツを持つ米は、白米で食べる以外にも冒頭で紹介した日本酒や大福など様々な食べ方をされています。まさにDNAの二重螺旋構造のように、日本と台湾で共に進化しながら、時に両国をまたいで相互作用しているのです。日台交流のあるべき姿を体現していると言えるのではないでしょうか。
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